4 Oct 2024
8 Sept 2024
※10月23日(水)の午後、明日館小教室にて絵日記制作のワークショップを開催します。詳細は追って lesson ページにお知らせいたしますので、少々お待ちください。
13 Feb 2021
8 Dec 2020
すべての人の心に花を
今年は誰にとっても特異な年となりました。瞬きの瞬間みたいにあっという間のようで、眠れない夜のように長かったとも思える。時間の感覚とは妙なものだと、あらためて思う。
二つの展覧会の間にオンラインレッスンを立ち上げ、その間ずっと家族の介護もあったから、記憶が飛ぶような日々でした。生徒さんにもあらゆるポカで迷惑をかけた。コロナが始まったころ毎朝山を歩いていたのに、それも次第にできなくなって、すっかり運動不足です。
しばらく展覧会はない。自分の仕事を耕す季節が、久しぶりに始まる。仕事部屋を父が使っていた部屋に移動することにした。父はありがたいことに健在だが、もう階段は使ってほしくないもので、怒涛の一年、物置と化していたその部屋を、思い切って改造することにした。
床材や壁のクロス、ドアの素材を悩みながら決め、メジャーとメモを片手にIKEAのサイトにどっぷりはまる。先日からは一番苦労に思っていた片付け作業を渋々始めた。がしかし、身体を使う仕事は気持ちいい。この労働の後には、狭いながらも自分の気に入った空間ができ上がり、ここで少人数のレッスンができたらと考えているんです。そのためと思えば、頑張れる。
イギリス人のアーティストは、仕事場のことをアトリエとは言わずスタジオと呼ぶ。ロンドンに暮らしていた頃は、たびたびあるスタジオに出掛けた。そこにはとてもお世話になった日本人のMさんと、その後家族ぐるみで大事にしてもらった画家のミリアムがいた。
彼らのスタジオは古い倉庫の一室だった。そこでの思い出は沢山あるが、今やエリザベス女王のオフィシャルな肖像画を描くほどに「超」の付く活躍を遂げているミリアムと、よく食事やパーティに呼んでくれた彼女のお父さんで画家のホセ、お母さんのアルマからは、本当にかけがえのない多くを学んだ。彼らについては拙著『イギリス暮らしの雑記帖』にも書かせてもらった。
その後ミリアムは、今の住居兼スタジオに移り、帰国後の旅行の際は長く泊めてもらったりもした。そのスタジオが素晴らしかったので、住環境は違い過ぎるものの、若干参考にさせてもらおうと思っています。
去年訪ねた、キャロライン・ズーブさんのワークルームもよかったなあ。こちらも若干参考にさせてもらおう。
来年は、すべての人によい一年になりますように。
その願いもあり、一旦は諦めかけたカレンダーづくりを、東京、沼津のメンバーに背中を押してもらって作りました。このサイトにも、あらたに shop というページを加えてみた。アナログで「名ばかりショップ」ですけれど、よかったらご覧ください。少しずつ、アイテムも増やしてゆきたいです。
28 Oct 2020
ギャラリーに入ってすぐお出迎えは、初参加の安倍さんの水彩画。 |
こちらも初参加の白鳥さんによる、フードイラストレーション。 |
昨年の英国アートツアーの収穫物も、見ごたえあります。 |
額装にもそれぞれのこだわりが。グッズの販売も好評です。 |
17 Oct 2020
11 Jul 2020
2 May 2020
お元気ですか?
皆さん、いかがお過ごしでしょう。心身ともにご無事でありますように。
世界がこのようなことになってしまい、思うこと、考えることがいっぱい。しかし仕事と目の前のやるべきことで、幸いカワダは落ち込む暇もない毎日を送っています。
個展の会期を短縮してから、もうひと月が経とうとしています。銀座までの長い距離を自転車でいらしてくれた方、仕事帰りに寄ってくださった方、自宅待機の時間に公共交通機関を使って緊張の中いらしてくれた方、Stay Home の状況下、遠くから応援をしてくださった方、本当にありがとうございました。
ACギャラリーでは、引き続き写真展「HOMEWORK」の作品を、オンラインギャラリーでご覧いただけます。ネットショップでの通信販売も可能です。これから他の作品も、オンラインで発表させて頂く予定。お求め安くて愉しい気持ちになる作品をと、考え中です。
世界はこれからどう変化してゆくのか。自分に何ができるのか。自分は何をしてゆきたいのか。自分の好む生き方って、なんだっけ。
絵を描くこと、創作をすることは、とても個人的な作業。HICとHACの教室も通信講座に切り替えていますが、ほとんどの方がご参加くださり、この機会をよいものと受け止めてくださっている。家から出られない。親しい人に会えない。そんな生活の中で、創作が「毎日の支えになっている」「日課になった」など、うれしいメールやお便りに、心底やってよかったと思っています。
おひとりおひとりの作品をじっくり拝見できて、今まで見えていなかったことが私も見えてくる。パーソナルなアドバイスをお送りし、それをまた生徒さんたちはご自分のラケットで受け止めて返してくださる。いつもより静かな、そして青々とした広い芝生で、シングルスのテニスをしているような感覚です。
毎日のように、皆さんからの作品が届く。それがまたうれしい。わくわくしながら封を切ります。
自粛生活の中、オンラインレッスンが盛んになって来たと、TVのニュース。PC画面でレッスンするそのような本格講座に比べたら、私の通信講座はぐっとアナログ。元が教室でのレッスンなので、小さな画面でのご指導は欲求不満になりそうだし、画面の大きいPCを自由に使える方ばかりではないという理由もあります。それでもスマホでのインターネットやSNS環境をお持ちの方がほとんどですから、そちらも補助的に使いたい。そんなことも考えています。
と、ここまで書いて、私の大きな課題に気付く。考えていることと、手のスピードや行動のスピードを同期させること。がんばれ自分。
1 Apr 2020
31 Mar 2020
30 Mar 2020
19 Mar 2020
9 Mar 2020
22 Feb 2020
7 May 2019
庭師の暦
私はこの絵が好きです。完璧な出来ではないのですが。そして、自画自賛は褒められませんが。英国航空のファーストクラス機内誌に描いたものです。
いつもお世話になっている、自由学園明日館。その向かって左手奥に、JMショップがあります。店内の一角に、ギャラリースペースがある。そこで小さな展覧会をさせて頂きます。
期間は5月21日から6月2日まで。10:30から16:30、月曜日がお休み。
Country Living で長く描かせてもらった、ガーデニングに関するイラストレーションから選んだ12種類のプリント画、そしていつの個展でも評判のいい、このBritish Airways の絵。それに最近描いている、古い西洋の手紙を使った花の小品、それから私のセレクトしたイギリスのブロカントやハバダッシェリー(小間物)も並べます。ギフト展、と言っていい企画。ぜひ観にいらしてください。
在廊日は今のところ、初日の21日終日、それに、29日、30日は水彩レッスンがありますから、そのあと、13:30から16:30、在廊するつもりです。会場でお目にかかれますよう!
昨日は、来年の企画も決まりました。2020年4月に、銀座ACギャラリーで個展をします。新しい作品を発表したい。気持ちも新たに、白い紙に向かいます。
22 Apr 2019
1 Apr 2019
本日初日
おはようございます。この日を無事迎えることができ、よかった。緊張でか、うれしさからか、いつになく夜中に何度も目が覚めました。
この3日間、搬入作業をしながら、「さんしんギャラリー善」を運営する佐野美術館のキュレーター、Fさん、Tさんに多くを学びました。美しさの上にも美しさを追求するその姿勢は、作家のそれと全く同じ。ほんの僅かな傾きも見逃さず、丹念に修正を重ね、仕上がった時には! 英語で言う 'I'm thrilled!' 。ゾクッと来ました。
33年間の私の仕事、そのすべてではないにしても、額装画だけでも90点ほど展示いたしました。ぜひ多くの方にご覧頂きたいです。
遠くからお見えの方に、春の遠足コースをちょっとご紹介。
三島近辺のお薦めスポットとしましては、まず頼朝ゆかりの神社、三嶋大社。カワダはその昔7歳だった頃、ここのお祭りの頼朝行列で、中村太郎左衛門というチビ武士をやりました。と言う余談はどーでもいいですが、お花見スポットとしても人気の神社です。
追記:ギャラリーからすぐの和食、高田屋さんも評判よし。定食も鰻もいただけます。(水)休み。