13 Aug 2026
26 Mar 2025
14 Oct 2021
6 Aug 2021
2 Aug 2021
10 Dec 2020
28 Oct 2020
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| ギャラリーに入ってすぐお出迎えは、初参加の安倍さんの水彩画。 |
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| こちらも初参加の白鳥さんによる、フードイラストレーション。 |
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| 昨年の英国アートツアーの収穫物も、見ごたえあります。 |
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| 額装にもそれぞれのこだわりが。グッズの販売も好評です。 |
25 Aug 2020
17 Aug 2020
残暑お見舞い
皆さま、いかがお過ごしでしょう。コロナに豪雨、長梅雨に酷暑。心はなるべく平穏にと努めています、とかカッコいいことではゼンゼンなく、出来る日には短い昼寝を。
「パワーナッピング」と言うそうですね。たとえ5分でも仮眠すると、そのあとの「パフォーマンス」が俄然違ってくるんだとか。確かに、脳内がすっきりします。
昨日もまた、暑くて辛い一日の始まりと思いきや、幸いにも違った。日曜美術館でオラファー・エリアソンの展覧会の様子を観ることができたから。この展覧会は始まる前からずっと愉しみにしていたのが、コロナで延期になり、再開してもまだ行けないでいる。9月下旬の最終日までに、都内へと出掛けられるだろうか?
この偉大な芸術家の作品を初めて体験したのは時を17年も遡り、2003年のロンドン、現代美術のミュージアム、テートモダンででした。会場に一歩足を踏み入れた途端、この景色。
ウェザー・プロジェクトと名付けられた、これは巨大なインスタレーションです。発電所だった建物を美術館にリノベーションしたテートモダンの、信じられないくらいどでかい空間に、これまたどでかい太陽を、オラファー・エリアソンは設えて見せた。今思い出しても、モダンアートから受ける最大級の刺激的体験でした。
歩道橋の向こうや天井に映る人影で、この空間の巨大さが伝わるでしょうか? あらゆる年代の人間が、思い思いの姿で、この人工の太陽を仰いでいた。
平和な気持ち、とも違う。畏れのようなもの、とも違う。それまで経験したことの無い、フラットな気持ちにさせられたのを思い出します。アインシュタインは「遠方では時計が遅くなる」ことをつきとめましたが、その実験の粒子の一つに自分がなったような。たとえて言えばそんな感じ。記憶を反芻すると、ある実験者がどこか遠くにいるのをかすかに感じるような、そんな気持ちもよみがえります。
その後、2005年には東京の原美術館で、「Olafur Eliasson 陰の光」という展覧会を体験。今回の展覧会にも出品されている虹の作品を観ることが出来た。(原美術館が今年の12月で閉館するというニュースは、本当に残念です。)
日曜美術館では、オラファー・エリアソン自身の言葉を多く聞けたのがうれしかった。
まず展覧会場の最初に飾られているという、1,5000年から20,000年前の氷河で描いた大きな水彩。氷が溶けるままに時が描いた不定形の抽象画に「規則性のある形をドローイングで加え、より確かな存在感を出すようにしました」。創作の際いつも漠然と思っていることを、私のつたない思考の一万倍馬力で仰ってくれた。
TV画面を通してだって、この作品を前にしたら、悠久の時を感じないわけに行かない。作家が「光が放たれるような特徴を持たせようとした」この作品は、観客に向けての「ちょっとしたグリーティング(ご挨拶)なんです」という言葉にも、しびれました。
私たちの東京クラスも、秋のグループ展に向けて、あるささやかなプロジェクトを進めています。このコロナの時代にあって自分たちに何ができるかを考えたとき、自然に浮かんだその企画への心優しい励ましにも思え、頭の中に大きな風力発電の羽根がゆっくりと回り始めた思いがするのです。
つづく
9 Mar 2020
7 May 2019
庭師の暦
私はこの絵が好きです。完璧な出来ではないのですが。そして、自画自賛は褒められませんが。英国航空のファーストクラス機内誌に描いたものです。
いつもお世話になっている、自由学園明日館。その向かって左手奥に、JMショップがあります。店内の一角に、ギャラリースペースがある。そこで小さな展覧会をさせて頂きます。
期間は5月21日から6月2日まで。10:30から16:30、月曜日がお休み。
Country Living で長く描かせてもらった、ガーデニングに関するイラストレーションから選んだ12種類のプリント画、そしていつの個展でも評判のいい、このBritish Airways の絵。それに最近描いている、古い西洋の手紙を使った花の小品、それから私のセレクトしたイギリスのブロカントやハバダッシェリー(小間物)も並べます。ギフト展、と言っていい企画。ぜひ観にいらしてください。
在廊日は今のところ、初日の21日終日、それに、29日、30日は水彩レッスンがありますから、そのあと、13:30から16:30、在廊するつもりです。会場でお目にかかれますよう!
昨日は、来年の企画も決まりました。2020年4月に、銀座ACギャラリーで個展をします。新しい作品を発表したい。気持ちも新たに、白い紙に向かいます。
3 Dec 2018
Viv さんのベレーと小さな絵
思いがけないプレゼント。今一緒に新しいプロジェクトをプランしている、イギリス人の友人、Becky さんから頂きました。私が Viv Hen'steeth さんのファンであることを知っていた・・・にしても、サプライズ作戦は大成功! その日はうれしくてうれしくて、家の中でもずっと被っていました。自分で言うのもナンですけど、似合うんです。
Viv さんを知ったのは、同じくイギリスの友人 Helen さんから。いつだったか彼女が気になっている女性アーティストの名をいくつか、メモに書いて教えてくれた。「Hen'steeth?」。不思議な名前だと思い尋ねると、英語の独特の言い回しだという。「めったにないもの、まるで『雌鶏の歯』みたいにね」と教わった。もちろん、雄鶏にだって歯はない。
そのうちインスタグラムを始めた。Viv さんのアカウントを発見してフォローしたところ、びっくりするようなコメントが返って来た。私が雑誌 'Country Living' に描いたイラストレーションを、今も大事に取ってあるというのです。ここで出会えたことに、とても感激しているとも。
11年もの長きにわたり、毎月イラストレーションを掲載してもらった Country Living は人気雑誌で、発行部数もかなりあり、イギリスはもとより世界に多くの読者がいる。同じ言葉を、有難いことに他にも何人かから聞いている。私の小さな絵に心を寄せてくれた人との出会い。どんなに有難くうれしいことか。よい仕事に恵まれたことにただ感謝です。
当時のイラストレーションから、特に気に入っているもの、季節感のあるガーデニングに因んだもの12枚を選んで、2019年のカレンダーにしました。A4サイズを3等分した短冊形のシートのみというシンプルなものですが、先日のグループ展でも好評でした。お好みのクリップやプッシュピンで留めて使ってください。
グループ展のあと、沼津が誇る人気古書店でありセレクトショップでもある 'weekend books' さんに、扱ってもらっています。一部1,080円。
9 Oct 2018
「きれいな空だ、ドン」
「完璧な空だと思うか?」
「完璧って何だ」
「完璧な人格っていうだろ?そういう意味でさ」
「空はいつだって完璧さ」
「一秒ごとに変化してるのに完璧だって、そう思うか?」
「ああ、海もそうだ。完璧だ」
「完璧であるためには、一秒ごとに変化しなくてはならない。
どうだ、勉強になるだろう」
リチャード・バック『イリュージョン』より
8 May 2018
サラ・ムーンの写真のメイクは、
いわゆる品のいい優しい女ができ上がるようですが、
セルジュ・ルタンスのメイクにおいては、
電光の冷たい情熱と、スピードに狂う
知性を秘めた女性が出現するかのようです。
1979年に刊行された、パステル画家のまりの・るうにいさんによる、もはや伝説と言ってもいい一冊、『月街星物園(つきまちせいぶつえん)』より。どこかにサラ・ムーンの名があったような気がして、特別大切な本をしまう古い戸棚から、久しぶりに取り出してみた。
松岡正剛さんの奥さまだということは、だいぶ後になって知ったこと。稲垣足穂の本の装画で人気だった画家は当時、写真家セルジュ・ルタンスに多くの行を割いている。70年代の記憶の糸をたどると、確かにルタンスの女性から得た印象は強烈でした。資生堂の広告にも登場したのをよく覚えている。
でもファッション雑誌やスウィンギング・ロンドンのブティック、 'BIBA' の広告のサラ・ムーン・ワールドに、少女の自分は、雲のカーテン越しに遠い天を仰ぐような、トキメキと憧れを抱いたものでした。自分をロンドンへと導いた、魔法の杖の一本だった。
長い時を経て再び接する、現代に生きるサラ・ムーンの写真は、スリリング。スローモーションめいて神秘。細かい振動やひっかきをまとったモノトーンの世界を、ほかになんと形容しましょう。昔の作品が天上的誘惑だとしたら、アンダーグラウンドの誘惑。または時の止まった深海の誘惑。
人物、ドレス、工場、動物・・・。人物、ドレス、工場、動物・・・。そしてまた人物、ドレス・・・。キューブリックの映画みたいに白く静かな会場の罠に捉えられ、抜け出られなくなってしまった。
28 Jan 2018
8 Nov 2017
バージニア・ウルフに目覚める
11月に入りました。2017年ももう日没間近ということに、ドキッとします。
今年うれしかったことと言えば、バージニア・ウルフの『オーランドー』を読み終えられたことがある。
ずいぶん前に買ったままになっていて、いや、一度読み始めたんだけど、その時はすくってもすくっても、両手の指の隙間から砂がこぼれるように、ぜんぜん心に入ってこなかった。それは「意味」を求めていたからだと、今になってわかる。
というのも二度目の試みで、物語というものが持つ要素の中の私が最も愛するものが、少ぉしわかってきたから。それは何かといえば、ひたすらディテイルなのです。この奇妙な小説、『オーランドー』に教えてもらった大事なこと。
白状すると、いつ頃からか小説に妙なコンプレックスを持っていて、読み始めてはやめ、読み始めてはやめを繰り返すうち、もうほとんど随筆しか読まない、読みたくない人になっていました。でもこの本を読んで、子どもの頃のように、本は好きなように読めばいいのだとわかった。絵は好きなように描けばいいのだし、本も好きなものを、好きなように読めばいいのです。「前のページのことなどすっかり忘れながら読んだっていいのよ。」勝手にちゃっかり都合よく、ウルフからそう教えられたような気持ちになっている。
とはいえ、ストーリーはあるにはある。以前にここでちょっと書いたので内容は省略しますが、今日の写真は小説の舞台、ウルフの恋人であったヴィタ・サックビル・ウェスト(『オーランドー』は彼女への長い長いラブレターであったとも言われている)の生家、ノール城のものを。ずっとずっと前に訪ねた時に撮りました。(まだフィルムのカメラだった。)
今読んでいるのは、図書館で借りた『フラッシュ』。これはフラッシュという名のコッカスパニエル犬の目から見た、詩人エリザベス・バレット・ブラウニングの日々が描かれているとのことで、それを聞いただけですでに両肩をつかまれた気分。まだ冒頭ですが、ディテイルのハーモニー(や不協和音)が、たまりません。(次に読むのも取り寄せてある。『灯台へ』です。)
すごく若い頃に、『自分だけの部屋』を読んだけれど、全く覚えていない。きっと当時の自分には難しかったのだ。これもまた再読予定。
心に様々な波風が立つ日の終わりに、ベッドの中での読書時間は、何よりの慰めでありよろこびです。たとえ数ページでバタンキューでも・・・ 。
















































