22 Aug 2026
8 Aug 2026
みうらさん
猛暑の中、市の特定検診を受けてきました。会場には同世代の人たちや先輩方が多く、まずみんな、おそろいの検査服に着替えます。
同じような見た目になることで、群れの一員気分。ああ、自分はこの地球の生きもの、霊長目ヒト科ヒト属なんだなあと実感する。手際のよい看護師さんやお医者さんの助けで、トントンと思いのほか短時間に終え、熱中症にならぬよう気を付けながら(寄り道しながら)、無事帰宅しました。
少し前ラジオでアリとハチについて、別々の番組でしたが興味深い話を聴いた。なんと、働きアリは皆、高齢のメス(!)なのだそうです。炎天下の庭で巨大なセミの羽など必死の様相で運んでいる彼らが、みなお婆さんアリだと知り驚いた。それだけでなく、ハチもまた。ブンブンと蜜を集めているのは高齢の働きバチばかりなのだそう。高齢というか、寿命の近い個体だということ。うーむ。思わず腕を組み、眉間に新しいしわができちゃいそうです。
先日、連用日記を読み返していたら、去年軽い熱中症になったと書いてあった。すっかり忘れていた自分にショック。それをレッスン中の雑談で話すと、そこからみうらじゅんさんの話で盛り上がり、みんなで大いに笑いました。ある雑誌のみうらさん記事を、音読してくれた生徒さんも。例の「老いるショック」についてです。
「老いるショック」ネタには、同世代として共感がいっぱいあります。抗わず沈まず、「老い」を自ら「盛って」いかないと、とみうらさんは真逆な説を唱える。「若づくり」ならぬ「ふけづくり」はその一歩かもですね。盛ることで老いのエピソードをエンタメにまで高め、笑いながら風に吹かれて生きてゆこうよ・・・ということでしょうか(みうらさんはディランのファンだし)。
その言葉は、老いてゆく自分を笑い飛ばして再び忘れる、とか、カラ元気でマウント取ってやれ、とかとはぜんぜん違います。押し付けがないし、あるイミ哲学的な深みさえ、うっすら感じる。
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| 朝、雨のしずくドームに、逆さまの世界を見る。 |
そんなわけで、最近は時々みうらさんの登場する動画配信に、ふわっと爆パワーをもらっているところです。国の無形漢方薬に指定してほしいくらいです。
29 Jul 2026
25 Mar 2026
4 Oct 2025
16 Jul 2025
この早朝の作業にはそれなりにエネルギーが必要で、パンを数切れ胃袋に入れて、脳に糖分を供給します。一仕事終えたら正規の朝食を「いただきます」と頂く。だからいつの間にか一日4食になってしまった。来客のある時以外はお菓子というものをほぼ食べないから、早朝の一食はおやつと思えばよい。都合よく後づけ解釈した。
キラキラ黄金色に輝く柚子のマーマレード。美しくてしばし見とれてしまう。以前、クラスのスケッチ会を2度ほどさせてもらった、埼玉のグリーンローズ・ガーデン。あの素晴らしいオープンガーデンのオーナー、斉藤よし江さんから頂戴したホームメイドです。もったいなくてなかなか開けられずにいましたが、開けてびっくり、こんなの食べたことない!ってほどの絶品でした。
ここ数日、穏やかならぬ雨と湿度が続いていますね。ガラス窓の向こうの灰色の空。こんな天気でもシジュウカラの夫婦がお隣のアンテナにやってきてキョロキョロしている。きっと、朝ごはんを探しているんだ。
その向こうに広がる空の景色も、静止画ではない。マーマレードパンを食べながら5分も観ていると、ゆっくり、ドラマチックに変化しているのがわかる。
この星に生まれた私たちが命を保てるのは「対流圏」と言って、高度たったの10㎞まで。卵の薄皮みたいなこの薄い薄い空間に、命を持つ様々な仲間たちとともに肩寄せ合って生きている。
この間、ピーター・バラカンさんがラジオで紹介していた Lead Belly の'We're in the Same Boat, Brother' という曲があり、とてもよかった。繰り返し聴いている。女優の高峰秀子さんの料理エッセイ『台所のオーケストラ』にあった言葉、「四海の内 皆兄弟(けいてい)なり/ 顔淵」はいつも胸にある。
雲の切れ目に朝日が顔を出した。しかし相変わらず雨がザーザー降っている。不思議な光景。薄皮の中の、黄金色のドラマ。
さて、今朝も対流圏スペクタクルを拝むことができました。私も今日ならではのドラマを、ささやかに始めるとしましょう。
7 Jul 2025
31 May 2025
9 May 2025
12 Apr 2025
9 Apr 2025
21 Mar 2025
これからしばらく春の訪れに、大きく見開いた目を凝らしましょう。
4 Oct 2024
19 Oct 2021
たとえば、歩きながら地面に美しい落ち葉を見つける。ま、いっか・・・と通り過ぎた後、いや、やはり家に持ち帰ろう、押し葉にしようと戻っても、さて絶対に見つからない。
出合った時が吉日で吉時間。時間は止まらないし、戻らない。ビートルズは 'Life is very short' と歌ったが、私は 'You only live once'「人生は一度」という方が好き。坂東玉三郎さんは「生まれ変わったら?」の質問に「生まれ変わりたくない」ときっぱり答えた。そのくらいの心意気で、柿を見上げたい。そんな秋です。
10 Dec 2020
25 Aug 2020
17 Aug 2020
残暑お見舞い
皆さま、いかがお過ごしでしょう。コロナに豪雨、長梅雨に酷暑。心はなるべく平穏にと努めています、とかカッコいいことではゼンゼンなく、出来る日には短い昼寝を。
「パワーナッピング」と言うそうですね。たとえ5分でも仮眠すると、そのあとの「パフォーマンス」が俄然違ってくるんだとか。確かに、脳内がすっきりします。
昨日もまた、暑くて辛い一日の始まりと思いきや、幸いにも違った。日曜美術館でオラファー・エリアソンの展覧会の様子を観ることができたから。この展覧会は始まる前からずっと愉しみにしていたのが、コロナで延期になり、再開してもまだ行けないでいる。9月下旬の最終日までに、都内へと出掛けられるだろうか?
この偉大な芸術家の作品を初めて体験したのは時を17年も遡り、2003年のロンドン、現代美術のミュージアム、テートモダンででした。会場に一歩足を踏み入れた途端、この景色。
ウェザー・プロジェクトと名付けられた、これは巨大なインスタレーションです。発電所だった建物を美術館にリノベーションしたテートモダンの、信じられないくらいどでかい空間に、これまたどでかい太陽を、オラファー・エリアソンは設えて見せた。今思い出しても、モダンアートから受ける最大級の刺激的体験でした。
歩道橋の向こうや天井に映る人影で、この空間の巨大さが伝わるでしょうか? あらゆる年代の人間が、思い思いの姿で、この人工の太陽を仰いでいた。
平和な気持ち、とも違う。畏れのようなもの、とも違う。それまで経験したことの無い、フラットな気持ちにさせられたのを思い出します。アインシュタインは「遠方では時計が遅くなる」ことをつきとめましたが、その実験の粒子の一つに自分がなったような。たとえて言えばそんな感じ。記憶を反芻すると、ある実験者がどこか遠くにいるのをかすかに感じるような、そんな気持ちもよみがえります。
その後、2005年には東京の原美術館で、「Olafur Eliasson 陰の光」という展覧会を体験。今回の展覧会にも出品されている虹の作品を観ることが出来た。(原美術館が今年の12月で閉館するというニュースは、本当に残念です。)
日曜美術館では、オラファー・エリアソン自身の言葉を多く聞けたのがうれしかった。
まず展覧会場の最初に飾られているという、1,5000年から20,000年前の氷河で描いた大きな水彩。氷が溶けるままに時が描いた不定形の抽象画に「規則性のある形をドローイングで加え、より確かな存在感を出すようにしました」。創作の際いつも漠然と思っていることを、私のつたない思考の一万倍馬力で仰ってくれた。
TV画面を通してだって、この作品を前にしたら、悠久の時を感じないわけに行かない。作家が「光が放たれるような特徴を持たせようとした」この作品は、観客に向けての「ちょっとしたグリーティング(ご挨拶)なんです」という言葉にも、しびれました。
私たちの東京クラスも、秋のグループ展に向けて、あるささやかなプロジェクトを進めています。このコロナの時代にあって自分たちに何ができるかを考えたとき、自然に浮かんだその企画への心優しい励ましにも思え、頭の中に大きな風力発電の羽根がゆっくりと回り始めた思いがするのです。
つづく






































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