29 Jul 2026

 



花と祈る

 セミの大合唱を浴びながら朝活サイクリング。先日あるお寺で、蓮の花を拝んだ。しんと静かな境内の空気に包まれて、堂々とした佇まいのこの花を仰ぎ見た。

 光に透ける紅色の細い筋。水彩を描くとき、この「光に透ける」現象は、インスピレーションを大いに刺激する。描かないにしても、じっくり観たくなる。




 毎朝、毎夕、仏壇と神棚に手を合わせますが、祈るとき、願い事を唱えることはない。いつ頃からか、「今日も一日をありがとうございます」。感謝だけを伝えるようになった。

 しかし昨日の熊本の大地震。今こうしているときも、助けを待っている人が大勢いるに違いない。念をこめて祈る。




 道沿いに咲く芙蓉の花。黒い蜂が花粉まみれになって働いていた。




 花期を終えた芙蓉の不思議な形を見つめていたら、蓮の花に座して祈るお地蔵さまの姿に見えてきた。

 このピンクのお地蔵さま、先日旅立った、花の好きな友人からのメッセージではないか。きっとそうだ。

 あなたは今もここにいるね。ありがとう。