静かな年越し
2021年もあと10分余りで終わります。夕方、いつものように古墳時代の遺跡の木立を撮影しました。切り紙細工のようにも見えるし、繊細なレースのようにも見える。この景色を前にすると、ざわざわした気持ちが、不思議なほど鎮まる。
去年はなぜか撮影していなかったのですが。2015年にinstagramを始めてから、毎年撮っている。ということは6枚になったんで、気が向いてまとめてみました。
古墳時代は1700年前から400年間ほどだという。今を生きる自分と言う人間のご先祖さまが、縦並びに何人並ぶだろう。7、80人くらいだろうか。思ったほど多くない。
横の列を考えると、しかし途方もなくなる。血縁ではなくても、影響や関りという点からも考えたら、私がここに存在するために、どれだけの人々が試行錯誤しながら生きてきたことか。
こんなことを考えていたら、午前0時。
新年あけましておめでとうございます。今年こそ、穏やかな、希望のある、よい年になりますように。
今年はいつもの単純なのではなく、なぜかこのちょっと豪華な輪飾りに手が伸びた。instagramのおかげで、永田ヒロ子さんから、この葉はユズリハだと教えて頂いた。この輪飾りを選んだことに、しみじみとした思いが起こりました。
今年もどうぞよろしくお願いします。