This Must be the Place
おかげさまで、素晴らしいグループ展を開催することができました。
地元はもちろん、遠く東京や関東からも多くのお客さまがいらしてくださった。うれしい!が連続の1週間。本当に本当にありがとうございました。(まだお礼のメッセージが行き届かず、スミマセン)
来年の夏、Hiro's Art Classは20周年を迎えます。沼津クラスは5年遅れて始まったので、やはり15年という節目の年。遡れば贅沢にも、この Gallery OKUWA をお借りしてスタートしたのです。
今回の展覧会にはその頃から受講くださっている秋山さんをはじめ、関東や北海道の生徒さんも加わってくださった。メンバーに恵まれ、長く続けて来られたことの幸せをかみしめながら会場に立ちました。
こちらは初日のスナップショットです。初日だけでなく、連日どの時間もお客様が途絶えることがなかった。感謝でいっぱいです。
「ひもの和助」の2階「Gallery OKUWA」は1階のレストラン同様、特別な雰囲気を持っています。おおらかで温かく、なお静謐な空気。お客様はその空気に守られながら、私たちの多様な作品をじっくり御覧くださる。
交代でメンバーがお当番を務めてくれて、遠く東京、神奈川からも朝早くにやってきてくれました。
この25年の間、有難いことに個展とグループ展の機会をたくさん得てきました。お客様がどんな感想、反応を見せてくださるか。静かに観て行かれる方からも、熱心に質問を投げかけてくださる方からも、ともに励ましをもらい、作品を通じてその場に何かが生まれる。
沼津の地元紙、「沼津朝日」に掲載いただいた記事がまた有難かったです。搬入の日に、取材頂きました。多様な作品から、メンバーと私の心の赴くままに変化してきたこのレッスンの「今」をよく理解してくださり、まだ見ぬ未来に進んでゆく勇気を頂きました。
今年は水彩もコラージュも、「日記」をテーマに進めてきました。
「型にはまらない自由な時間の移ろい」
記事の終盤のこの言葉。イギリスでの体験から実感した創作の自由、そして帰国後、庄野潤三先生の文学から学んだ、何でもない日常の大切。大好きで毎回愉しみに観ていた、そして昨夜終了したNHKドラマ、「ひらやすみ」スピリットにも通じるように思います。
作品には自分のその日が、いつだって自然と表れる。絵を描くことで、今まで知らなかった自分、今まで知らなかった世界を発見することができる。
食べることと、愛すること。それが何より大切だと、デイヴィッド・ホックニーが言っていました。和助さんで頂く「ひものランチ」も幸せでした。
結構な距離を愛車「ポニー・ヒューチヒェン号」で毎日通い、多くの方にびっくりされた。期間を終え、ゴールに倒れこむマラソン選手・・・とまではいかないけれど、1週間近くたって、やっとそろりそろり、通常運転に戻りつつあります。
次は何をしよう。今月18日は明日館でのワークショップ。20日から25日は、長年お世話になった銀座ACギャラリーの閉廊に伴うファイナルグループ展。来秋10月には、東京メンバーを中心にした明日館のJMショップギャラリー展があります。和助さんでの次回は2年後?かな。またワクワク考えてゆきたいです。
期間中、お運びくださった皆さま、遠くからエールを送ってくださった皆さま、そして温かく見守ってくださった和助の敬子店長はじめスタッフの皆さま、ほんとうにありがとうございました。
そしてそしてこの展覧会のために、長い期間創作に向かって励んできたメンバーたち。よく頑張りました。ありがとう♪
























