6 Jun 2016



感謝

 絵を描くことについての、なにかとても好い夢を見たような気がします。昨日の思い出が、ご参加の皆さまの胸にどんな風に残っているだろう。今朝、いつになく心軽やかに目覚めながら、そう思いました。




 まず我がクラスの10周年記念のこの企画に、お忙しい中快く応えてくださった青木和子さんにお礼を申し上げたいです。このお花と花瓶は、青木さんが自らお持ちくださったもの。朝、ご自宅のお庭を一巡りして、摘んできてださったのです。その見事な配色、ボリューム、バランスには、ただただため息。

 元・ホビーラホビーレの瀧川宰子さんは、青木さんのご紹介で出会えた方で、さすが長年のお付き合いだけあり、そのお花を手際よく素適なアレンジに仕上げてくださった。三角天井に丸い灯りの大教室タリアセンが、一層の心潤う場所となりました。

 紺野さん、柿沼さんもありがとう。お三人のテキパキしたサポートのおかげで、カワダのオーガナイズ能力の低さをカバーして頂き、心底有難かったです。明日館スタッフの藤岡さんには毎月たいへんお世話になっていますが、今回初の試みとあり、いつも以上に温かいご協力を得ました。ありがとうございました。

 そしてそして、ご参加の皆さま! 本当に本当にありがとうございました。愉しんで頂けましたでしょうか。

 さっそく何人かの方々から、ポジティブなご感想を頂いて、よろこんでいます。メモを取りながら一生懸命聞いてくださっている様子、キラキラした瞳にこちらも励まされ、物を創ることに向かう気持ちや生活について、様々に青木さんに伺うことができました。勉強になり、刺激を頂き、頭の中がクリアになって、昨日までより周囲をゆったり見渡せるような思いが今、生まれています。

 青木さんを思う時浮かぶ言葉に「エレガンス」があります。昨日語られた「洗練」に通じる。簡潔に、簡素に、制限すること、条件を設けること、小さなことから、またよく知っていることから、新しい気持ちで始めてみましょう。

 創作することを日々の中心に据えた、潔い選択。温かいお心に貴重なお話とよき時間を、そして惜しみない脱線(!)も、青木さん、本当にありがとうございました。